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2025619  18:00〜19:30 [同志社大学志高館 SK B2(地下2)+オンライン開催]

第2回 研究会

物部ひろみ先生(同志社大学・准教授) 

「戦間期ハワイの日系社会と第二世問題」

戦間期ハワイの日系社会において、「第二世問題」は最大の懸念事であった。ハワイ生まれの二世が直面した教育、職業、結婚、政治参加などの諸問題を解決するために、一世リーダーたちは様々な対策を講じた。本発表では、特に職業問題に焦点を当て、奥村多喜衛が奨励した帰農運動を詳述した。奥村は、一世のように砂糖プランテーションの労働者になるのではなく、ホームステッドを獲得して自作農になるように二世に説いた。それが二世の経済的自立を可能にするばかりでなく、プランテーション中心の産業構造を変え、ハワイの「民主化」に貢献すると考えたからである。しかし、ハワイ先住民を優遇する土地法の制定や大恐慌により、帰農運動の成果はきわめて限定的となった。

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